げござじです。
ずっと磨こう磨こうと思っていたG4ですが、
ようやく来ました。プライムデー。
いよいよ道具そろえるぞと。
つまり、車を機械で磨くのは初めてで、
すらなんだかよくわかりませんでしたw
知識0から始める車磨きをどうぞ。
目次
車を磨く手順
道具や磨き方の前に、今回やった全工程と
かかった時間をまとめてみます。
- 普段通り洗車(20分)
- 鉄粉取り(20分)
- 水垢、スケール、油汚れ除去(30分)
- 洗車(15分)
- 完全に乾かす(1時間20分)
- マスキング(20分)
- H1で磨く(3時間)
- H2で磨く(2時間)
- ウルトラフィーナで磨く(1時間)
- 洗車(30分)
- 脱脂(20分)
- コーティング(1時間)
とまあ、大きく分けて12工程。
人によってはまだ工程を挟むでしょう。
しかし、まあこれで十分です。
ウルトラフィーナと脱脂は
いらないかもしれません。
ただ、生半可な覚悟じゃあ磨かない
方がいいですね。
時間を取れない人も。
焦りが一番作業に影響出るので。
車を磨くのに必要な道具
磨くのにあたって必要になるものは、
- ポリッシャー(磨く機械)
では、詳しく見てきましょう。
ポリッシャー
ポリッシャーには、大きくわけて種類が2種類あり、
シングルアクションと
ダブルアクションのタイプがあります。
違いは、シングルはただ回るだけで、研磨力が
強く、素人には扱いにくいやつ。
ダブルアクションは、回りながら別の動きもする
振動で削る感じ。けど研磨力はそこそこ。
ムラなく削れる感じですね。
初心者は確定でこれ。
買ったのはあの全人類が使っているといわれている
(大嘘)
リョービ(RYOBI) サンダポリシャ RSE-1250 226×123×151mm 637000A
評価の高いのなんの。しかも安い。
ちゃんとダブルアクションで文句なし。
初心者はこれ使えって感じなので是非と。
ポリッシャーを初めて触って思ったのが、
結構重い。
ただ、実際使うとコンパウンドで滑るので
扱いやすいのでご心配なく。
あと、集塵の袋みたいなのは車を磨く分には
必要ないかなと。
ただ、車を磨くとなるとコードがまず足りない
ので延長コードが必ずいります。
バフ
バフとは、ポリッシャーにつける
スポンジなどの磨く部分のこと。
ポリッシャーを買ってもバフが
なければ意味がありません。
(リョービはスポンジバフ1つつきます)
サイズは125mmです。
150Φでも全然いいです。
バフにも種類があり、
・研磨力の高いウールバフ
Medoon 車磨き用 ウールバフ ポリッシング 電動 バフ ポリッシャー ポリッシャー スポンジ 150mm 荒目 中目 細目
・仕上げにも使えるスポンジバフ
電動ポリッシャー用 スポンジバフ マジックテープ式 極細用~超微粒子用 5個セット
・ガラス用のフェルトバフ
BOSCH(ボッシュ) ポリシングフェルト128mmφ 2608613009
今回はボディなのでウールバフと
スポンジバフをそろえます。
初心者でありがちなのが、「ウールって
なんか優しい感じだし仕上げで使いそう」
と思って仕上げで使ってしまうということ。
恐ろしいですね。私もそう思ってましたw
調べてよかったと思った瞬間でした。
コンパウンド
コンパウンドを間違わなければうまく磨けると
よく聞きます。
そこで、王道中の王道のコンパウンドの登場。
3Mのハード1とハード2。
これまた皆が使っているやつです。
最初にハード1という極細目の
コンパウンドで磨きます。
3M(スリーエム) コンパウンド 目消し・肌調整用 ハード・1-L 750ml 5982 [HTRC3]
研磨力が強い方のコンパウンドで、
まずこれで磨いてだいたいの傷、
凹凸をならします。
このとき、使うバフはウールバフ。
研磨力が強めなのでそういうことです。
次にハード2の超微粒子コンパウンド。
3M(スリーエム) コンパウンド 仕上げ用 ハード・2-L 750ml 5985
研磨力がH1よりも低いです。
これで磨いてより細かく凹凸を
なくしていくイメージです。
このときは研磨力が弱めな
スポンジバフで磨きます。
超微粒子とか聞くと本当に磨けるの?って
思いますが、塗装なんて超薄っぺらいものです。
これくらい細かいものでないと剥げます。
小傷なんかも相当薄いものが多いので、
十分なんですね。
私は、ちょっとこだわりまして、
さらに細かいというか仕上げるための
ものも買いました。
3M コンパウンド 艶出し用 ウルトラフィーナ グロスアップ コンパウンド 473mml 5959
これはもはや自己満レベルなので、買わなくても
いいかと思います。高いし。
ただ、艶増したな感はプラシーボ抜きでありました。
マスキングテープ
私は最初、
養生テープでいいかなと思ってました。
調べた結果、養生テープは糊が残りやすく、
マスキングテープほどテープの端にキレが
ないらしいので、マスキングテープに
しときました。
買ったのはごく一般的な安心感ある
黄色いマスキングテープ。
3M マスキングテープ 243J Plus 20mm×18M 6巻パック (243J 20)
シールにある通りムサシで買いました。
幅12mmと24mmのものを購入。
これが功を制し、2種類買ったのは
大正解でした。理由は後程。
照明
照明に関しては、磨く際に傷など
見やすくするために欲しいところですが、
実際、晴れている日(あまりに明るいと
見えないときもある)にやるなら、
あまり必要もないかもしれませんが、
磨くのには時間がかかるわけですね。
そのため、日が暮れたとき、
夜です。夜が訪れます。
照明がなければ、夜が来た瞬間終了です。
二日間かければいい話ですが、
天気は気まぐれです。
車庫でもない限り、一日で仕上げたい所。
そのため、照明はあった方がいいです。
大きな照明も、Amazonでかなり安く
売っているので、おすすめです。
というわけで、磨く道具はそろいました。
実は、磨く前の洗車の道具も多数必要。
しかし、洗車の道具まで紹介していては
きりがないので、割愛します。
洗車の手順は軽く紹介します。
では、早速磨きの旅に出発です。
いざ、車磨き
の前に、下準備の洗車
段取り8分、仕事2分とは実に言いえて妙。
全くその通りで、この洗車を侮ると
大失敗におわります。
泥などの汚れやチリなんかが付着
していたらもう目も当てられません。
磨いた瞬間傷だらけ。
傷消そうとおもったら傷だらけはもう
泣けます。
その前に、しっかり洗車しときましょう。
1.シャンプー洗車
まずは普通に洗車しましょう。
私の場合はフォームガンがあるので
早く終わります。
洗車用のハケも買ったので、
細かいところも洗っていきます。
ナンバーも外してしっかり洗いましょう。
2.鉄粉取り
磨く前は必ず鉄粉取り。
ひっかかりがあったり噛んで
しまったり。
なんといっても仕上がりが良くないです。
私は今回一本まるまる使いましたが、
(鉄粉がひどい車は1リットルでも
足りないことも…)
一か月に一回くらい鉄粉取りをするので、
反応ほぼ0でしたw
このピットワークの鉄粉とりは
結構いい値段するのでもったいない。
3.水垢落とし(コーティングはがし)
私の車は、水垢、スケール汚れよりも
コーティングがバチバチに効いて
いるので、コーティング落としの意味で
この水垢落としを使いました。
スケール汚れがあるなら、出来るだけ
落とした方が磨くとき楽らしいので、
できるだけ磨く前は傷以外ない状態が
良いのかもしれませんね。
それらを落とすために磨くのもありなのか?
その辺はそのうち別の車で試してみよう。
3.ケミカルを使った後はまた洗車
薬品を使った後は、細部に入った薬品を
しっかり洗い流すため、また洗車します。
4.完全に乾かす
磨く際、水を含んだら大惨事になる
らしく、完全に乾かします。
(水を使う磨き方もある)
ブロワーを持っているとかなり助かります。
しっかりドアやトランクなどの内側も
しっかり拭きましょう。
水が垂れてくる原因です。
さらにこの後、休憩を兼ねて1時間ほど
おいて乾かしていました。
磨かなくてもきれいといわればそれまで。
写真じゃ伝わらない傷、
塗装焼けやシミがいっぱい。
まじで汚くてがまんできないのです。
こうすればすこし見えるかな?
汚いの一言に尽きる。
新車で車を買うと、あの新車の時の輝きが
忘れられず、こんな傷でも気になる始末。
私のPV数の半分があの記事という
私の渾身の記事でも触れましたが、
(是非見て!!!!!!!!!
欲しい車、それも新車で買うと、
メンテナンスを楽しく、自然に行う
ことができるので、車選びはメンテナンス
の部分までかかわってくるんだなと。
それをいいととるかわるいととるか。
私は新車で買ってよかったなと。
綺麗な車を乗りたいので。
話が脱線しそう(した)なのでもどします。
5.マスキング
この工程は、磨く際にガラスに当たったり、
隙間にコンパウンドが入ったりするのを
防ぐため、隙間や縁にマスキングテープを
はります。
素人のマスキングなので、ごてごてでは
ありますがこんな感じ。
ドアやボディの継ぎ目などは12mmで、
ガラスやランプ周りはよりあたっても大丈夫
エリアを設けるために24mmのマスキング
を使用しました。
隙間のマスキングテープは細い方がより細部
まで磨くことができるので、細いのと
太いマスキングテープと分けました。
マスキングしたからと言って、
マスキングテープをまたいで
磨くと、マスキングテープの
跡がコンパウンドにより付くので
できるだけ跨がないように!
(経験者)
とまあ、本当の本当に磨くまでの
準備が整いました。
いよいよ磨く!!
試しに超微粒子のH2から
初めてすぎて、どれくらい磨けるのか
全くわからなかったため、とりあえず
細かいコンパウンドの方からやってみます。
目立たないところで試しに磨くのが
基本みたいですが、ドアの下の方で
やっても結果が分かりづらいのと、
作業しにくくて逆に失敗しそうなので、
目立つけどトランクでやってみました。
(汚れも一番ひどいので)
スポンジバフに米粒サイズのH2を4つ
細かい方のコンパウンドなのでスポンジバフ。
バフをポリッシャーに取り付け。
(マジックテープなのでくっつけるだけ)
そのバフに米粒より少し大きい程度の
コンパウンドを4つほど付けます。
今見たら付けすぎな気がしますねこれ。
そしたら、磨く面(最高50×50センチ)
にポンポンスタンプ。
これ大事!!!
スタンプせずに磨くと、回転と
同時にコンパウンドが周りに飛び散り
まくります。
まじで大惨事。
かならずスタンプしましょう。
そして、ほぼコンパウンドが見えなく
なったら、
マイクロファイバーで拭き上げ。
正直にいうと、全然まだまだだったww
ちょっとびびりすぎましたね。
まあ最初なのでどれくらい磨けるのか
試さないとわかりませんね。
このように、バフになんのコンパウンドか
書くことでかなりわかりやすいです。
H1でしっかり磨く
H2で全然だったので、H1とウールバフで
しっかり磨いていきます。
要領はさっきと同じ。
4つのせて消えるまで磨く。
磨き方は縦横でも円でも全体に均等
ならなんでもいいと思います。
ダブルアクションなので。
ゴミやチリを噛んだら終わりなので、
磨く前に固く絞ったマイクロファイバーで
磨く箇所を拭くといいです。
さすがH1、しっかり磨けています。
この時点で今までとは明らかに違う
鏡面になっています。
近くで見ると、やはりまだ荒い
コンパウンドだなっていう跡が
ついていますね。
そしたら次はより細かいH2で磨きます。
H2を使ってより細かく磨く
最初に試しにつかったH2で全体を
磨いていきます。
なぜかこの時の写真を撮り忘れた
ので、ポンポンした写真だけ。
この時点で6時間を過ぎています。
このH2で磨けば、もうほぼ終了で
いいです。艶やばいです。
ですが私はより艶が欲しいため、
次の工程も挟みました。
仕上げでウルトラフィーナで磨く
これで仕上げようと。
やるからにはしっかり艶艶にしたい。
使い捨てのスポンジバフで
磨きます。薄くて磨きやすい。
(全然再利用可能)
このコンパウンドは、
米粒一つでかなり伸びるので、
いつものように4つ付けたら大変
なことになります。
ちゃんと使用方法見てよかったw
では、磨いていく!
磨き終了!
感動しました。
私の車、きれいすぎ!?
光がボディにぼやけることなく移る…
てろんてろんやん…
やばすぎ…
ここまでで、8時間はかかっているので、
達成感はんぱない。
満足するのはあとにして、次は
コーティング!
仕上げのコーティング
磨いて終わりなはずもなく、
コーティングもしっかりしてフィナーレ。
コンパウンドを落とすため洗車
ケミカルオフ洗車のように、
コンパウンドを洗い流すために
しっかり洗車します。
いつもより多めにかけております。
念のため脱脂シャンプーも
多分いらないですが、脱脂も
しておきます。
使うのはガンバスのオリジン。
スプレーして撫でる。
キラサクを塗布
さて、コーティングの出番。
もちろんキラサクです。
湿式施工もできますが、
最初は乾式で施工して、
表面のキラサクをしっかり
乗らせます。
新品のスパシャンのマイクロベロア。
爆☆艶
ここで一度水で流す
まさかの手段ですが、乾式で
施工したのち水で一度流そうかなと。
余剰成分を落として表面をなだらかに
するためです。
ばっちり乾式で表面にキラサクを
乗せたあとなら水をかけても平気だと
信じて流します。
結構白く濁った水が流れていきます。
こうして流すと、逆にあまりキラサクが
乗っていない場所も撥水が弱いところで
わかるので、抜け目のない施工ができます。
流し終えた水滴で湿式施工
ここで、流した水を利用してさらに
湿式でキラサクを塗っていきます。
この時はキラサク少な目で。
流してなだらかなコーティング層になった
ところで、そのうえからさらにキラサクを
ならすように塗るイメージ。
(完全に自分で予想してやっているので、
完全に間違った方法の可能性もあります)
ですが、仕上がりは文句なし!
全ての工程が終了!
かかった時間は10時間!
完成した私のインプレッサG4がこちら。
凛としています。
傷一つなくて、つやっつや。
納車日には雨が降っていたので、
間違いなく今が一番きれいなG4を見ている。
溜息が出るほど綺麗…
セブンに行ったときは、映り込むライトが
綺麗すぎて、思わず写真を撮ってしまいました。
間違いなくこの艶はいままでなかった。
やっぱ磨くとすげえんだなって。
日中見たら、これまた綺麗すぎて写真
撮ってしまいました。
普段汚れが分かりにくく重点的には
綺麗にしていなかったドアの方も、
今回しっかり磨いた甲斐もあり、
ドアの映り込み、光沢が全然違います。
う~ん、かっけえ。
ちなみに、雨を浴びましたが、
コーティングの乗りもばっちりでした。
ブロワーで飛ばすと、綺麗に全て
飛んでいきます。
素晴らしい。
とまあ、こんな感じでした。
初めて磨きましたが、大変満足のいく
結果でよかったです。
使用方法や手順などをしっかり
調べてからやることでまず失敗はしないと
思いますので、皆さんも車、磨いてはいかが?
はいばいばい」